Tensorflowを入れるのに苦労した話(備忘録)

 機械学習を用いた画像解析アプリを作りたくてTensorflowの導入を試みましたが、すんなりとインストールすることは出来ませんでした。

 

 今後同じような事象に発生するかもしれないですし、私と同じような事象に見舞われている方のお役に立てればと思い、記録を残します。

 

 以下にエラーが発生した状況(環境)と発生したエラーの詳細を記します。

***************************************

動作環境

日時:2023年6月2日

参考:Udemy

  【画像判定AIアプリ開発・パート1】Tensorflow・Python・Flaskで作る画像判定AIアプリ開発入門

OS  :Windows11 pro

CPU:intel corei7-12700K

GPU:RTX-3080

RAM:32GB(DDR4-3733)

 

 各ドライバのバージョン(TensorflowのHPに掲載されている対応表を参照)

CUDA:11.2.0

cuDNN:8.1

Tensorflow-gpu:2.10.0⇒(2.9.0

www.tensorflow.org

Tensorflowのドライバ対応表

 

エラー1.CUDA Toolkitのインストールエラー

【エラー内容の概要】

 Cuda Toolkitのインストール時に「You already have a newer version of the NVIDIA Frameview SDK installed.」と表示されインストールできない。

【解決方法】

NVIDIA FrameView SDK

NVIDIA GeForece Expreience

NVIDIA PhysX システムソフトウェア

 上記3つのプログラムを削除することで解決。

 

 Anacondaをインストールし、コマンドプロンプトからTensorflowをインストールしました。

 この時バージョン指定は行いませんでしたが、自動的に2.10.0になっていました。

 

 続いてCUDA Toolkitのインストールです。

 NVIDIAの公式HPから無料でダウンロードが可能ですが、最新版は上述の対応表に含まれていないため「Archive of Previous CUDA Releases」をクリックし、対応表に含まれているバージョン(今回は11.2)をダウンロードします。

developer.nvidia.com

 

 続いてcuDNNのインストールです。

 NVIDIAの公式HPから無料でダウンロードが可能ですが、CUDAの時と同様に対応しているバージョンのcuDNNをダウンロードしてくる必要がある上、NVIDIAのユーザー登録を行う必要があります。

developer.nvidia.com

 

※CUDA、cuDNN共にダウンロードファイルのサイズが非常に大きいため注意してください。

 無事にダウンロードも終わりましたのでCUDAドライバのインストーラーを起動しましょう。

 

・・・おや?

Cudaドライバインストール時のエラー画面

 調査したところCUDA Toolkitをインストールするには以下の3つのファイルを削除する必要があるようです。
NVIDIA FrameView SDK

NVIDIA GeForece Expreience

NVIDIA PhysX システムソフトウェア

 

(参考ページ⇒)https://webbigdata.jp/post-9499/

 

 削除したところ無事インストールが出来るようになりました。

 

エラー2.Tensorflow-gpuのインストールができない

【エラー内容の概要】

 Anaconda Navigatorで立ち上げたTerminal上で、Tensorflow-gpuをcondaを用いてインストールを試みたがインストールできない。

【解決方法】

 tensorflow-gpuのバージョンが2.10.0だとエラーになるため、tensorflow-gpuのバージョンを指定(2.9.0)することで解決

 

 続いてAnaconda Navigatorを立ち上げ、Enviromentから仮想環境を追加します(名前は任意)。

 追加した仮想環境でTerminalを開き「conda install tensorflow-gpu==2.10.0」でインストールを試みましたが、該当するパッケージを見つけられなかったとエラーが返されました。

tensorflow-gpu==2.10.0を見つけられなかった模様 なぜ?

 パッケージのバージョンを指定するのが良くなかったのかと思い、次は「conda(pip) install tensorflow-gpu」でチャレンジ。

pip install tensorflow-gpuを実行したが…

※condaもpipも同じ結果でした。かなり長大なエラーメッセージが表示されました(上記スクショはその一部です)。

 正直内容を解読してエラーの原因を推定するのは私には出来ないので、もしかしたらtensorflow-gpu==2.10.0が良くなかったのではないかと思い、tensorflow-gpu==2.9.0でチャレンジ。

エラーは出ているけどインストール自体は成功している?

 

 何だか不安になるエラーメッセージが出ましたが、最後の一文を読む限りではTensorflow-gpu==2.9.0のインストールができていそうです。

※以前Tensorflowやcuda等は最新バージョンをインストールすると認識されない、といった論述を見た記憶がありますが、

 まさかTensorflowの公式HPに掲載されている動作保証確認済みのバージョン(2.10.0)がダメだとは…完全にひっかけですね。

 

念のためターミナル上でPythonを開き、tensorflowのインポートを行いました。

import tensorflow を実行しましたが問題なさそう

 どうやら上手く作動しているようです。よかった…。

※この解決策に辿り着くまでにかなりの時間を要しましたので、滅茶苦茶疲れました。

 

 

 とりあえず、Tensorflowについては無事導入できました。今後また何か分からないことがあれば追記、あるいは別の記事に纏めようと思います。

修了

こんにちは

 

先日大学の方で卒業者・修了者の名簿が公表され,その中に僕の名前もありました.

これで正式に卒業できる見込みが立ったわけです.いやぁ良かった.

 

とはいっても弊大学院では基本的に博士課程前期に属する学生は規定の年数(2年)で卒業が出来るようになっています.なので修了できるかどうかについては,ほとんど心配らしい心配はしていませんでした.

とはいっても修士論文を完成させその要旨を作成し,そして修士論文審査会で教授達の前で発表を行わねば修了とは見做されませんから,その3つの工程を達成するには相当の苦労をしたし精神的にもかなり疲弊しました.この作業に取り掛かるまで,発表資料だったり修士論文を書くことに対して精神的に疲弊するだろうと考えていましたが,そんなものを作成することより教授から度重なる惨憺たる批判,もとい修正を受けたことが殊更僕の精神を摩耗させました.もうあんな生活は二度と御免です.

 

とにかく修了できず,就職先にお詫びの連絡を入れて再度就活をする,なんて地獄を味合わずに済んだわけです.いやいや地獄というのは再度就活しないといけないことではありません.2年間の研究生活で地獄を見たのにここから1年更に研究に勤しまないといけないことが地獄なわけです.

僕がTwitterでそれはそれは頻繁に研究室の愚痴を溢していたのを見た人も居るのではないでしょうか.まぁ見られて得る恥はもう十分なので今更呟きを消すつもりも無いですしどうでもいいです.とにかく僕は研究室にいた2年間は本当に辛かったのです.

 

その詳細については,実は数か月前に色々と下書きにしていたのですが,今は完成させる余力,余裕が無いので放置します.いつかは完成させたいと思いますが,どこぞの無能学生の備忘録染みた話を見たいと思う人がどれくらいいるのか,意味があるのか甚だ疑問ですから作成しない可能性の方が高いです.

ただかれこれ6年間大学に居たわけなので,その思い出とかを忘れないように書きたいなとは真剣に思っています.学部生の頃はそこそこ充実はしていたので,あの頃の楽しい思い出を遺しておきたいです.

 

 

話がそれましたがとりあえずこれで修了です.4月からは社会人ですね.

コロナのせいで懇親会やら卒業式やらが中止・変更になって色々大変です.

あの研究室の人間で集まるのも恐らく人生で最後であったのでしょうが,中止になってしまいました.

あぁでもそれほど残念には思ってないです.仕方のないことですからね.

 

主人公になれなかった僕とあなたに

こんばんわ。

先日テレビ朝日で「君の名は。」が放送されていたみたいですね。

日本人で映画を嗜んでいる人なら、一度は耳にしたことがあるタイトルなのではないでしょうか。日本映画史にも残る250億円を超える興行収入。世界に目を向けると、日本映画および日本のアニメ映画で世界歴代興行収入1位だそうです。凄いですね。

私もこの作品を公開から半年ほど経った2017年2月頃に劇場で観ました。普段劇場で映画を観ることは全く無い私ですが、この作品は劇場で観れて良かったと今でも思います。眼前を埋め尽くす巨大なスクリーンでこそ新海誠監督の美術は映えますから。当時はブーム真っ盛りでしたから半年間情報を遮断するのは本当に大変だったことを覚えています。

内容について賛否両論ありますが(あって然るべきと思います)、私はこの作品が好きです(勿論全肯定しているわけではありませんが)。

その内容の素晴らしさについて、今更私が語る必要も無いでしょう。私には語彙だの表現力だのがありませんので。

 

さて本題に入りましょう。

僕が新海誠監督作品と出会ったのは確か中学2年生の頃でした。そうです『秒速5センチメートル』です。

未視聴の方のために簡単に説明すると、秒速5センチメートル(以後秒速と呼びます)は、主人公達の時間の経過による心の距離の変化について描いた作品です。

これ以上は書けない。詳しく知りたければ一度観るべし。

 

###以降ネタバレ注意###

 

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             作中の1シーン 当時の僕はこの美しさの虜になった

 

よく秒速は「鬱になる作品」だと言われます。

 

(一旦秒速から話を変えて)新海誠監督作品を嗜んでいる方ならご存じかと思いますが、秒速の前の作品である「ほしのこえ」「雲の向こう、約束の場所」でも男女の心の距離を描いています。これら2つの作品に共通することとして二人の間にどうしようもない物理的な距離があります。

※「ほしのこえ」では二人の間に天文学的な距離があり、最終的にメールが伝わるのにも数年単位でかかってしまいます。

それでも二人は物理的な距離何てものともせず(語弊がある)お互いを強く思い信じあうのです。素敵な純愛ですね。嗚呼、素晴らしき哉

これらの作品のコンセプトには『離れていても心は通じ合える』があるのだと僕は勝手に思っています。

 

一方で、秒速では貴樹が転校したことで物理的な距離は勿論ありますが、二人を隔てるものは物理的な距離だけで、手紙は届くし電話も繋がります。

※3部でWIL〇COM製の携帯電話でメールのやり取りをする場面があります。この時の貴樹は二十歳過ぎと断定できますが、この携帯電話が登場するよりも何年も前に電子メールの黎明期は始まっています。貴樹が高校生になった頃には電子メールを送れた可能性もあるのです。

それなのに、物理的な距離は心の距離となり、次第に手紙の届く頻度(スピード)は減り、やがて手紙を出すことも無くなった二人の心の距離は離れていってしまいます

 

まぁずっと遠距離恋愛でいたら多少は心も離れていくのでしょうが、第一部で「このまま時が止まってしまえばいい」と思うほどお互いに惹かれ合っていた男女が、こうも変化していく様を観るのは心が苦しくなります。

幼い二人が知り合い、恋をして、子供の二人にはどうしようもない障害が立ちはだかっても一度は立ち向かい突破して。不幸にもまた障害が立ちはだかったけれど、一度障害を乗り越えられた二人ならまた乗り越えられると、そう思っていたのにと…それまでの過程が丁寧に描かれた作品だからこそ心が深く抉られるのでしょう。特に「ほしのこえ」「雲の向こう、約束の場所」を観てきた人には。

これこそ秒速が鬱作品と呼ばれる所以でありましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや違う。

秒速が鬱作品と呼ばれる理由はこれだけじゃないし、こんな理由ではない。

これが鬱作品であると言われるのは、多くの人がこの作品に没入し自己投影しているからに他なりません。

言ってしまえば男女の遠距離恋愛なんて珍しいものでもなくて。ただのありがちな男女のすれ違いだと、自分には関係の無い話だと、頬杖をつきながら言える人がマジョリティであればこのような評価は生まれていなかったでしょう。

 

僕がこの作品を初めて観た13,4歳の頃に、こんな素敵な恋愛をしたいとか、美しい青春を送りたいとか確かに思っていたはずなのに、何も成せないまま貴樹君よりも年上になった今、自分は主人公になれなかったし今後もなれないと悟ったのです。あの美しい舞台には立てないし輝くことも無い。これほどの絶望がありましょうか。

そうです13,4歳から本気で努力すれば、いや本気じゃなくても、ある程度でも良いから明確な意思を持って継続して努力すれば18歳になるころには一定の成果を生み出せましょう。子供の頃の時間は本当に貴重で、そして無限の可能性を秘めています。大人になった皆さんであれば理解できるのではないでしょうか。

小中学生の頃から、あるいは高校生からでも継続して努力していれば宇宙飛行士だって夢じゃないでしょう。スポーツは少し難しいかもしれませんが、継続的な努力の力は凄まじいものです。

私はその努力をしてこなかったのです。誰にだって等しく時間はあって青春時代を過ごしてきたのに努力をしてきませんでした。今そのツケを払わされているのです。こんなはずじゃなかった、やり直させてくれと言っても時計の針はもう戻せません。

思い出せば中学や高校の先生も同じことを言っていました。ネットでも大人達が同じことを言っていました。なのに何故僕はその貴重な先達のアドバイスを聞き入れなかったのでしょうか…。

 

秒速はあくまでフィクションですが、貴樹と明里のような男女が存在しなかったと誰が断言できましょう。

奇跡も無ければSFもオーパーツも存在しない、現代日本の一景を切り抜いた、この一見ありそうな作品だからこそ、頑張れば自分が主人公になれそうに見える作品だからこそ、『主人公になれなかった』という事実が重くのしかかり鬱になるのだと僕は思います。 

これこそが真に秒速が鬱作品であると言われる所以でありましょう。

 

日本で普及しているコンテンツの多くは、ジュブナイル作品でなくても主人公が10代の少年少女であることが殆どです。作品の中には超能力を扱ったりSFチックな非現実的なものも多々ありますが、秒速のように非現実的な要素を極力排除した作品も多々あるのです。サマーウォーズはその一つです。

※OZという巨大仮想ネットワーク空間が登場しますが、現実にも巨大ネットワーク自体は存在していますし、仮想空間をVRで再現する取り組みは既に行われています。

 

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            毎年夏になると放送される「サマーウォーズ」 名作

 

今僕は二十歳を過ぎました。もう少年と呼べる歳じゃありません。もう多くの主人公は年下になってしまいました。

そうです、僕が今からいくら努力したところであのキラキラとした主人公にはなれないのです。希望に満ち溢れた青春は終わり、これからあと何十年か労働に従事することになります。

きっとあの物語のようなドラマチックで情熱的で面白い出来事は起こり得ないでしょう。青春はもう帰ってこない。

 

あの美しい情景に今も囚われたまま

 

 

主人公になれなかった僕はこれからどうすれば良いのでしょうか。

 

 

え?あなたもですか?奇遇ですね。

 

懐かしい味

 講演の資料を作っている最中、何故か、不意に、小学生の頃給食で食べたカレーの味を思い出した。

 もう10年も前になる小学校の給食の味なんて忘れていると思っていたけど、そのカレーの味を追想するだけで口の端から涎が垂れる(思い出補正もあるんだろうけど)くらい鮮明に覚えている。垂涎ってやつ。

 所詮は小学校の給食費の範囲ギリギリで出せる程度のカレーであったから、至極普通のカレーであった。いちょう切りにされた人参にゴロゴロしたジャガイモ、もうどの部位だったかは思い出せないが小さくカットされた(恐らく)鶏肉くらいしか具材が無い本当にシンプルなカレーで、ルーだって特別なものじゃなくて、十中八九市販のカレールーだった。

 ライスだってサフランライスみたいな気取ったものじゃなくていつもの白米だったわけだけど、あれが本当に美味しかった。小学生の頃の僕達はみんなこのカレーが好きでおかわりしていたから、いつもカレーの鍋が空になっていたのをよく覚えている。

 本当に美味しかった。いつか自分であの味を再現できないかあれこれ料理でもしてみようかな。

 

 そういえば小学校の給食にあった美味しいメニュー(?)の中に「シダのいわし角煮」というものがあるのだが、調べたらなんとネット通販も出来るらしい(!)。

    f:id:gugu-ran:20190618185809j:plain

 

 千葉県育ちの小学生なら一度は食べたことがあるハズの逸品なので、まだ食べたこと無い人は一度ご賞味あれ。ご飯のお供に最適です。

 

 

※今思い返すとあのカレーはやけに野菜が多かった(特に人参)んだけど、それも小学生の子供に野菜を食べてもらいたいという給食のおばちゃんの意向が多分に反映されていたのかもしれない。ほら小学生って人参嫌いな子多いし…。ありがとおばちゃん。

就活のアドバイス的なやつ その後

こんにちは。

 

 前回、前々回と『就活のアドバイス的なやつ』と題して自身の就活体験を基に就活を控える後輩達へ向けたアドバイスをだらだらと書き綴っていたわけですが

 前回の続きを書いている時ふと我に返ったら、いま自分が一生懸命書いているこの文章が一体誰の役に立つのだろうかと疑心暗鬼になってしまいました。

 

 冷静になって考えると

 僕の就活はちょっとアブノーマルなところもあるし

 2021年卒の就活からは経団連の方針が撤廃されるから、あまり参考にならないだろうし

 そもそも僕が書いてるような内容は、既に多くの先達が僕よりもずっと分かりやすく有力な情報として世に出回っているし

 

などなど考えてナイーブになってしまいました。ダメなところだと自分でも思っているのですが、基本的にネガティブなんです。

 

 

 とはいえ途中まで書いたものは(それなりに時間を掛けたこともあって)勿体なくて保存したままなので、いつか完成させて恥を忍んでこっそり公開するかもしれません。

 というわけで就活に関することはここで一旦終わりです。これまでに書いた就活に関することが、誰かの就活の役に立っていたら良いな…。

 

 これからどうしよう…ブログ閉鎖するのは勿体ないので今後も続けていく予定ですが、何をネタに書けばいいのか…。

就活のアドバイス的なやつ その1

こんにちは。

 

 ここでは前回の「就活の記録的なやつ」から、より皆さんの就活に対して有用になりそうな情報をまとめます。具体的には「この時期にしておいた方が良い事」「ES(エントリーシート」「面接」「SPI」「その他」の5項目に分けて列記していきます。

※長くなり過ぎたので「この時期にしておいた方が良い事」で区切りました

 ただしあくまで個人的な意見であることを忘れずに。大切なのは情報の信憑性です。どの情報を信用するかはあくまで皆さん自身です。

 皆さんの就活が良い結果になることを切に願います。

 

1.この時期にしておいた方が良い事

1.1.5~7月

・夏のインターンシップ申し込み

 大体この時期から学内・学外問わず夏のインターンシップの説明会が始まります。皆さんお忙しい時期であるとは思いますが、興味のある業界・職種の仕事を体験できる機会だと思って、是非とも応募してほしいです。インターンは夏と冬に多く開催されますが2週間程度の長期インターンは夏の方が多いです。というか冬は学生生活が忙しくて2週間のインターンに参加できない場合もあるので、やはり夏のインターンに申し込む意味は大きいです。

 

・就活の軸を決める

 自分が企業選びをする上で大事な”軸”を決めましょう。軸を決めるのは早いに越したことはないです。例えば「関東圏で働きたい」とか「平均年収〇〇万円以上」とか「人々の生活を支える仕事がしたい」などです。

 ただし複数の軸を決める場合『これだけは譲れない!』とまで考えてしまうのは良くないと思います。日本には数多くの会社が存在しますが、全ての要求に満足する会社は少ないですから、そこまで可能性を絞る必要はないと思います。少なくともこの時期では。

 そしてこの”軸”というのは面接でも聞かれることがあるのですが(「あなたの就活の軸は何ですか?」と実際に聞かれました)、その際正直に「関東圏で働けるからです」「平均年収〇〇万円だからです」なんて言わない方が良いことは間違いないです。そのために外面と内面で二種類の軸を用意しておきましょう。

 私の場合、外面の軸は「地球環境に携わる仕事がしたかった」でした。これなら企業の人に面接で話しても問題ありません。内面では「関東圏で働けること」「平均残業時間が〇時間以下」を軸にしていました。

 ただし軸は就活をしていく上で変わることもあります。 

 

1.2.8~9月

・1dayや秋のインターンシップ申し込み 

 5~7月にインターンに申し込まなかった、あるいは申し込んだけど落ちてしまった人も大丈夫です。この時期からでも1dayインターンや秋のインターンに申し込むことは出来ます。

 

TOEIC(TOEFL)の勉強

 既にご存知かもしれませんが、一部の企業では書類選考でTOEICの点数を求められます。所謂足切りです。

 足切りラインは企業によってまちまちですが、730点あれば問題は無いです(私が見た企業の最高点が730点というだけでもっと高い点数を要求される可能性もあります)。(TOEICで高得点を取れていない私が言うのもアレですけど)TOEICはやればやるだけ点数が伸びます。効率よく点数を伸ばす方法は、偉大な先人達の手によって体系化されているのでそれを参考にすれば大丈夫です。

 ただしいくら体系化されてるといっても結果を出すまでにはある程度の時間が必要になります。加えて、TOEICは毎月のように受験することが出来ますが結果が出るまでには数週間かかりますし、とにかく早いうちから継続的に勉強して受験しておくのが吉です。何ならもっと早い段階(5~7月)でTOEICの勉強をしていた方が良いかもしれません。特に文系の場合は足切りラインが高いので注意してください。

 TOEFLは勉強に費やした時間と結果が伴いにくい(個人差)なので就活にしか使わないというのであればあまりオススメは出来ません…。

 

1.3.10~12月

・冬,春のインターンシップ申し込み

 この時期になると冬と春のインターン申し込みが始まります。夏と秋にインターンに参加した人も、是非こちらのインターンに申し込んでみてください。

 インターン申し込みにはESを提出する場合もあるので、ESを書く練習にもなります。特にこの時期になると自分の長所や自己PRも定まってくる頃なので、より本番に向けた練習になります。

 

・合同企業説明会に参加する

  この時期になると某大手就職支援会社主催の合同企業説明会が始まります。とにかくものすごい数が開催されるのでどれに参加したら良いのか分からないと思いますが、まずは自身の専攻と合致した説明会を選びましょう。文系理系問わない説明会もありますが、概してそのような説明会は実りが少ないです。合同企業説明会は交通の便が良い大都市近郊で行われることが多いので、大都市圏に住んでいる方ならともかく地方在住の方は参加するだけでもかなりの費用になりますから、どの企業が来るのか、どういった専攻の人を対象とした説明会なのか把握してから参加しましょう。

 合同企業説明会の良いところは一日で複数の企業を見て回ることが出来ることです。自分が興味ある企業は勿論、同業他社やそれまで見向きもしなかった業界の仕事についても知ることが出来るいい機会です。同じ業界の企業の比較をすることが出来れば、この業界では大体この手の人材が求められていて、福利厚生はこの水準で、今後の業界の動向は〇〇なんだ、などなど就活する上で重要な事を知ることが出来ます。 

 他にも多数の社会人の方と接触するチャンスでもあります。そこで将来就職したらこんな働き方をする可能性があって、自分はそれに耐えられるのか、などなど色々観察してみてください。

※合同企業説明会に参加して就活した感を感じるのは危険です!参加しないとダメというものでもないので、正直1,2回参加すれば十分だと思いますマジで!

 

・OB訪問をする

 将来就職したらどんな仕事をするのか、ESや面接の対策はどうすれば良いのかということを知りたいとき、OB訪問はこれ以上ないほど優れた手段です。企業によっては積極的にOBを斡旋している場合もあり、恐らく皆さんが想像しているほどOB訪問のハードルは高くありません。とはいっても知らない社会人に連絡を取って相談するというのは勇気が要ることです。ここが正念場です。

 この時期になると企業側も就活に対して活発的になるのか、OBを派遣して簡単な説明会を行う場合もあります。そういった情報は学内の掲示板やメールなどで伝達されるはずなので、見逃さないようにしましょう。

 出来たら事前に繁忙期を調べ、その時期と被らないようにするとより良いかもしれません。当然ですが相手は社会人ですからマナーは守ること。

 OB訪問は選考開始まで適宜行いましょう。損は無い…かも。

 

・研究サマリーを作成する(理系のみ?)

 文系は分かりませんが理系(特に院生)は、選考の過程で自身の研究内容の紹介を求められる場合があります。主にA4の紙2枚程度で自身の研究内容を説明することになるのですが、(一度研究の前刷りを作成したことがある人ならわかるかと思いますが)この研究サマリーを作成するのは一朝一夕ではいきません(一日で作れる人もいるのかもしれませんけど)。選考が始まってから慌てないよう早め早めから取り組んでおくことをおススメします。

 とはいえ研究は日々深まっていくもので、早めに作りすぎて薄味の物になってしまわないよう注意が必要…かも? 

 

1.4.1~3月

 既にご存知かもしれませんが、2021年卒の就活は3月説明会スタート、6月選考開始というこれまでの経団連の方針が撤廃されます。それによりこれまでの選考スケジュールが前倒しになる可能性があることを念頭に置いておいてください。

 

・企業説明会の参加

 多くの企業は大体この時期から合同企業説明会とは別に説明会を開始します。企業によっては選考に進むにあたって説明会の参加が必須な場合もあり、住んでいる場所から会場が遠く離れていていたとしても、説明会には参加した方が良いです。

 中には説明会と称してグループワークを行う企業もあります。つまりこの時点で一次選考が始まっているわけですね。

 この頃からスケジューリングが大切になってきます。Googleカレンダーや手帳に予定を記入することを忘れずに。

 

・SPIなど試験対策

 多くの企業がエントリー時にESとは別にSPIなどの試験を課します。企業によってSPI(Webテスト、ペーパー、テストセンター)なのかCAB、GAB、玉手箱などの(筆記)試験なのかバラバラですが、そういった情報は調べればすぐに出てくるので、自分が興味ある業界・企業ではどの試験を課されるのか、事前に把握して勉強しておくことが大事です。

 問題の難易度は然程難しくありませんが、一度も勉強しないで高得点を取るのは難しいと思います。参考書を買うなりして一度くらいは勉強しておきましょう。

 ただしこれにばかり執心してしまうのは危険です。この時期になるとESや面接、業界研究や企業研究、企業比較などやることは山ほどありますので必要以上に勉強に時間を費やす必要はありません。

 

就活の記録的なやつ

こんにちは。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

私はちょうど先日就活が終わったばかりの理系学生です。

 

恐らくほとんどの方が経験し、あるいはこれから経験するであろう就活ですが、特にこれから就活を迎える方々は何かと不安があるかと思います。私自身も先が見えない就活に怯え、ストレスを抱えた日々を過ごしました。

では何故就活に対して不安を抱えるのかというと、自分たちの先達の記録が無い、あるいは記録があってもその先達と自分との距離が離れているために、就活に対する理解が深まらないこと原因であると考えています。

そこで、これから就活を始める皆さんの先達の一人として、私の就活体験記を赤裸々に記すことで、皆さんが抱える不安を少しでも取り除けたらと思います。

 

前置きはここいらにして、早速時系列で記していきましょう。

※特定に繋がるような情報は載せないよう心がけていますが、そのような情報がありましたらお教えください。

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2018年5月:学内で夏のインターンシップ説明会が始まりました。大手企業は説明会の開催時期も締め切り時期も想像以上に早くて、7-9月開催のインターンの締め切りが5月末日という会社もあって大変驚いたのを覚えています。あまりにも早すぎる。

 説明会に参加していた学生は数えるほどで、周りはまだ就活をしていないんだ、自分は進んでいるんだと心のどこかで安心していました。実際は説明会に来ていないだけで見えないところで就活をしていたわけですが。

 

2018月6月:先月同様夏のインターン説明会に参加していました。結局5社くらい学内の説明会に参加し、最終的に某大手電機企業に応募しました(締め切りは6月中旬)。応募に際してESを提出する必要がありましたので、今年度の就活で初めてESを書きました。めちゃくちゃ疲れました。

 それと6月上旬に日経新聞が主催する就職セミナーに参加しました。当時の私は就活は夏のインターンがスタートであると考えていて、そしてそのスケジュールが想定以上の早さで進んでいくことに危機感を感じていました。そんな折に(タイトルは忘れましたが)やけに目を惹くタイトルのメールが日経新聞から届いて、予定も空いており折角だからと参加してみました。

 セミナーの内容は中々に興味深いもので、その場で学生割引日経新聞Wプランというものに申し込みました(ちなみに支払いはクレジットカード決済のみだったのでこのタイミングでクレカを作りました)。月5千円の出費は学生の私には決して安くはありませんでしたが、様々な特典やその後の就活において多大な貢献をしてくれたので決して後悔はしてません。

 

2018年7月:先月申し込んだインターンの返答を待っていましたが、未だに返答が来なかったので落ちたんじゃないかと凹んでいました。しかしまだ合否判定が出たわけではないからと他の企業のインターンに応募することはしませんでした。これは本当に後悔しています。ちなみに6月から7月にかけて夏のインターン合同説明会が盛んに開催されていましたが、どれにも参加していませんでした。理由は単純に面倒くさかったのと研究の疲れです。

 

2018年8月:申し込んだ夏のインターンは8月中旬から2週間の予定でしたが、8月上旬になっても返答が無かったので「これがサイレントお祈りかぁ…」なんて感じたのを覚えています。この企業には絶対行かねぇ…と固く誓いました。

 暇だったので資格の勉強とかプログラミングとか3DCADの勉強をしていました(プログラミングや3DCADは独学なので大した成果も実力も得られませんでした。やる意味あった?)。ちなみに今思えばやるべきことは腐るほどありました。暇なんて無い。

 

2018年9月:夏のインターンに参加し企業の人とコネクションを作ったり仕事内容に対する理解が深まった友人達の話を聞き、夏に行動しなかったことを深く悔やみました。悔やんで終わり。学習してないなコイツ。

 夏のインターンから本選考までかなり時間的空白がありますが、この時点で早期選考の確約を取っていた友人もいました。すごい。

 

 2018年10月:秋のインターンに申し込もうとしていましたが、研究が忙しい(建前)面倒くさい(本音)でそもそも調べることすらしていませんでした。やる気ないなコイツ。

 

2018年11月:学内で会社説明会が始まりました。ほぼ全ての会社の説明会に参加し、その中で某巨大コングロマリットに興味を惹かれインターンに申し込もうとしました。しかし応募に際して、ESの他に3分間の自己PR動画の提出を求められ心が折れました。

 この時期から某就活支援会社主催の合同企業説明会に参加してました。 今振り返るとあんまり意味なかったです(私の場合、参加企業に興味ある企業が無かっただけで、人によってはかなり意義深いものになるかもしれません。事前にどの企業が参加するのかチェックしておくべきだと学びました)。

 

2018年12月:研究が一区切りしたので冬のインターンに申し込もうとしましたが冬休みのインターンの締め切りは11月が多く、12月の時点で残っているところは聞いたこともないような会社ばかりだったので結局どこにも応募しませんでした。 グラフェス楽しかったです。グラブルサイコー!ゾンビランドサガサイコー!サイゲームスイェー!

 12月にもなると同級生の中にも緊張感が生まれてきて、友人達と盛んに情報交換をしました。しかしながら12月中旬以降になると繁忙期になるのか某就活支援会社主催のイベントは少なかったように思います。そのためこの時期は企業のHPでIR情報を調べたり、四季報日経新聞で情報収集をしていました。

 

2018年1月:三箇日が終わって直ぐに1~3月開催向けの合同インターン説明会に参加し、そこでとある外資系の企業に興味を持って即座に応募しました。

 その企業のインターンでは選考が無かったので、あれよあれよという間にインターン当日を迎えました。都内の綺麗なオフィスで働けることや、エンジニアとして様々な能力が身に付けられる環境が大変魅力的でした。これまで考えていた業界とは異なる業界でしたが、外資系の会社と日本式の会社の違いなんかも知ることが出来て、中々に有意義な時間でした。この外資系の会社についてはいずれ別記したいと思います。

 大体この時期から本格的に就職指導課 に通い始めました。この時期はまだ就職指導課に通う学生は少なく、施設を十二分に活用できたのが後々大きな影響を与えることになります。

 就職指導課では主にESや面接で聞かれることに対する回答などを書いて添削してもらっていました。ESも面接対策も非常に時間がかかるので、この時期から取り組んでいたのは僥倖でした。

 

2018年2月:学内で大規模な会社説明会が開催されました。全ての講演に参加し、積極的に質問をするよう心がけました。

 積極的に質問した意図は大きく分けて2つあります。

 一つは、その会社に抱いている疑問点や説明で言及されなかったことの解消、もっと言えば説明会の場でしか回答できないことを聞くことです。

 もう一つは、その会社のリクルーターとのコネクションを作ることです。積極的に質問することでその会社に対する志望度が高いことを相手に伝えることが出来れば、相手から名刺などを頂ける場合があります。ここで相手に志望度の高さや名前を憶えてもらえれば後々の選考で有利になる…と思います。あくまで所感ですが。

 学外では合同企業説明会が毎週のように開催され、都合が合う限り参加するよう心がけました。 ただし研究や発表の時期と重なったために思うように動けずヤキモキしたのを覚えています。

 

2019年3月:いよいよ就活本番です。3月1日0時を回った瞬間、大企業を始め多くの企業でマイページが開設できるようになり、説明会や工場見学の予定を取り付ける席取り合戦が一斉に始まります(ちなみにこのマイページ開設には某就活支援会社の登録が必須だったり、登録しておけばマイページ開設が格段に速くなるなど、いかにも弊社に個人情報を登録しろって魂胆が見え透いていて少し腹立たしかったです)。

 とにかく少しでも気になった企業はマイページを開設し、予定を記入して回りました。午前と午後で別の会社説明会に参加したこともあります。一週間のうちに空いてる日が1日も無い週もあったりして、この時期が一番忙しかったです。

 企業の中では3月中に選考を開始し内定を出している企業もありました。そんな情報が飛び回っていますから否が応でも焦りますし、置いて行かれるのは是が非でも避けたかったので無我夢中で就活をしていました。経団連の方針では6月から選考開始とありますが、ほとんどの企業はそんなの守っていません。ほんとどうなってんの。

 また、3月上旬からSPIの勉強を開始し、3月中旬と下旬に受験しました。問題自体は然程難しくはありませんが実際に会場で解くとなると緊張したり勝手が分からなかったりして実力が出せなかったので2度受験した、という感じです(一度の受験で満足いく結果が出せる人は少ないと思うので、2度3度受験することをオススメします)。

 そして先月の学内の会社説明会で貰った名刺を使ってリクルーターとの面談の予定を取り付けるなど、今までの自分では考えられない程アクティブに行動しました。これまでの就活の中でリクルーター面談は特に有用でした。リクルーターに連絡をするのは億劫に感じる人もいると思いますが(僕自身そうでした)、特に志望度が高い企業には面談した方が良いと思います。ただし最近ニュースなどで報道されているように、リクルーターという立場を利用したセクハラなどの問題もあるため、特に女性は一度面談について就職指導課などと相談した方が賢明だと思います。

 

2019年4月:3月とは打って変わって、かなり時間に余裕が持てるようになりました。ESを提出した会社は4月1日時点で6社、そのほとんどが5~6月から選考スタートだったのです。しかしながら友人達の中には既に内定を貰っている人もいて、そんな友人達とは対照的に遅遅として選考が進まない現状にかなり焦っていました。

 そんな思いから友人達と情報共有し、良さそうな会社を幾つか見つけ会社説明会に参加していました。ただこの時期になるとほとんどの会社の説明会は満席になっているどころか日程が全部終了し、キャンセル待ちすらできないことを体感し恐怖したことを覚えています。

 そんな折、第一志望の企業から選考の案内が届き、はちゃめちゃに緊張しながら面接をして、思い通りの面接が出来ずボロボロになって涙もボロボロ流しながら帰っていたら電話で内定の連絡を貰いました。

 

 

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 これで私の就活は終わりです。終盤のスピード感が凄いですが実話です。

4月23日 追記

 ただ私の就活体験を列記しただけでは参考も何も無いと思うので、私が就活をしていく中で感じた「やって良かったこと」と「やっておけば良かったこと」を列記していきたいと思います。

 

やって良かったこと

・早い段階で就職指導課に通っていたこと

 ごく一部の会社を除いて、内定を獲得するまでにESを提出したり面接を行います。ただし通過するにはその会社に適したESを書いたり、面接時のマナーや緊張せず伝えたい事を正しく伝えられるよう練習をしておく必要があります。当然ですね。

 ただそういったものは一朝一夕で完遂できるものではないし、自分では完璧だと思っても相手から見たら全然ダメな場合も往々にしてあります。一人で戦うには就活はハードルが高いのです。

 そんな時に就職指導課は非常に役に立ちます。彼等は私達学生よりも遥かに長く就活に携わっていますし、中には民間企業の人事出身の人もいる場合もあります。そのような人に添削してもらうことは良いESを書く手助けになりますし、添削以外にも就活で不安に感じていることや今後どうすれば良いのか、といった就活全般に関する質問にも応対してもらえるので自信にも繋がります。

※就職指導課の代替として友人や各種終活支援会社を利用するのもアリだと思います。ただし情報の信憑性(又聞きはどうしても信憑性に欠けます)や利便性を考慮することを忘れずに。

 

日経新聞など信頼できる(?)情報源を確保したこと

 よく言われるように就活は情報戦です。自分の就活の軸とマッチする会社を見つけた場合は、その会社の仕事内容や選考に関する情報、その業界や同業他社の情報など、調べることは山ほどあります。しかし一人で調べられる情報量には限りがあり、特に無料で得られる情報というのは信憑性に欠ける場合もあります。その点、新聞やテレビなど公共性の高いメディアは情報の信頼性があり多くの情報を得ることが出来ます。

 ただしどのメディアにも長所と短所があり、どのメディアを選ぶかは皆さんにお任せします。しかし正確な情報を得られるメディアを選ぶことを忘れないでください。

 

やっておけば良かったこと

 ・インターンシップの参加

 私が最終的に第一志望に選び内定を頂いた会社のインターンには参加していませんでしたが、参加していればより早く選考がスタートし余裕をもって参加することが出来たなと少しだけ後悔しています。また別記しますが、会社によっては総合職ではなく部門・職種別で採用する場合(専門職採用)もあり、その場合は早い者勝ちで枠が埋まっていきます。つまり遅くなれば遅くなるほど希望の職種に就ける可能性が減るわけです。

 また、インターンには選考を有利に進めるという他にも、実際の仕事現場を見学出来るという大きな意義があります。実は私は学部3年生の頃に当時最も興味があった業界・職種を体験できる2週間の長期インターンに参加し、その中で実際に働く社員の方と簡単な仕事を一緒にさせていただいた経験があります。しかしそれまで持っていた理想と現実にはかなりのギャップがありました。そのギャップたるや凄まじく、このインターンに参加せずに就活本番を迎えていたら一体どうなっていただろうと恐ろしく感じてしまう程でした。

 近年入社して3年以内に退職する人が新入社員の3割にも上ることが問題となっています。それは入社前に持っていたイメージと入社後のイメージとのギャップが主要因であると言われています。そういったギャップを埋めてくれるのがこのインターンなのです。

  ただしインターンは決して参加しないとダメというものではありません。そこだけは忘れずに。

 

・自分の軸を決めておく

 就活に向けて何より大事なのは自分の軸を決めることです。私はこの軸を決めるのが遅れたことであらゆることで後手に回ることになりました。

 "軸"というのを表現するのは難しいですが、会社を選ぶ際の基準となるものだと思って貰えば問題無いです。例えば「都内で働きたい」「残業時間20h以内がいい」「環境に関わる仕事がしたい」「平均年収〇〇万円以上」などです。

 日本の会社は大企業だけでも約1万1千社もあり、東証上場企業だけでも3,600社以上あります。そんな中から自分に適した企業選びをするにはこの軸をしっかりと持っておくことが重要です。これに関しては長くなるのでまた別記したいと思います。

 

 勢いで書いたので支離滅裂で見にくいですが、そのうち校正します。

 近いうち就活のアドバイス的なものも載せられたらいいなぁ。